続きのお話は
薔薇の香りにまつわるお話です。
まず、なぜ
国営越後丘陵公園に行きたかったのか。
それは大大大好きな『フレグラント・ヒル』があるからです。
我が家ではいろんな理由から“みく薔薇”に決定した薔薇。
愛してやまない みく。
薔薇に生まれ変わった みく。
いろんな想いのつまった薔薇がフレグラント・ヒルなのです。
まるで極上の香水のような香りのバラと評される
『フレグラント・ヒル』
※画像は新潟情報誌よりお借りしました。
花びらはキュートなスイートピンク色、
優しく重なりあうたっぷりとした美しい花姿。
ピーチ・アプリコット・ストロベリーなどのフルーツ香に、
フローラル香がとけあう、まるで極上の香水。
トゲが少なく、扱いやすい。
第1回越後丘陵公園
国際香りのバラコンクールの金賞受賞。
その最高賞受賞を記念に開発・販売開始となった
オードトアレと煉り香水。
※画像は新潟情報誌よりお借りしました。
まだ咲いていなくとも
この薔薇に会うべく訪れた新潟。
ガイドマップを参考にみくの薔薇を探しました。
香りの特徴でのエリア分け。
フレグラント・ヒルは
当然このフルーティーの香りに分類されるはず。
だけど代表例に載ってない。
実際にはこのエリア看板のすぐ後ろに植えられていたのですが
『フレグラント・ヒル』がない!これは一大事!とばかりに
慌てて売店に聞きに行ったワタシ^^;
売店のお姉さんは薔薇にはそんなに詳しくないからと
詳しいスタッフさんを呼んでくださり
実際の薔薇の前でいろんな詳しいお話を聞くことができました。
消毒は1週間から10日間隔で実施していること。
薬剤は普通の殺虫剤と殺菌剤の混合。
施肥は年間で3回ほどで、
国営のため高価な肥料は使用せず、ごく一般的な肥料であること。
ただ株元は根さばき等で
常に耕したような状態にしておき
酸素や肥料がより取り込みやすいようにしているとのこと。
(雑草防止にもなる)
施肥の他に米ぬかと油かすも株元にまき
今年からは試験的に納豆菌も施しているそうです。
ばら園(ばらのプロ)と言えども
香り高きバラをいかに綺麗に咲かせられるか
日々試行錯誤されているのですね。
フレグラント・ヒルは2か所に植えられており
そちらにも案内してくださいました。
その並びには国際香りのバラコンクールで賞を受賞した
歴代のバラが受賞順にずらっと並んでいました。
また、これから世に出るであろう
新品種の試作場にも案内して下さいました。
バラ界の著名人も多数おいでになるそうで
6月の開花時期には大盛況の香りのばら祭りだそうです。
バラの咲いていない時期に行ったおかげで?
思いがけずスタッフさんに詳しいお話を沢山聞くことが出来ました。
最後に『フレグラント・ヒル』の画像を
新芽が展開してきて、芽欠きの時期だそうです。
まだ桜も残っていた新潟。
埼玉より2週間くらい遅いかな。
我が家のフレグラント・ヒルも
こんなふうに立派にするぞー(*^o^*)
おまけ
ちなみにこれを見たら、
我が家に殿堂入りしたバラは1つもありませんでした^^;